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米国の有力電子ビームメーカ「シャーキー社」の電子ビーム3D積層造形システムと電子ビーム溶接機の日本市場での販売権を取得しました(2016.03.01)

シャーキー社ロゴエフェスト社ロゴ

愛知産業株式会社(本社:東京都品川区、資本金:8500万円、社長:井上博貴)は、2016年1月20日に、米国の電子ビームのメーカ:シャーキー社(Sciakly Inc. 本社:イリノイ州シカゴ)の電子ビーム3D積層造形装置(Electron Beam Additive Manufacturing System)および電子ビーム溶接機(Electron Beam Welding System)の日本市場の販売権を取得しました。
今回、愛知産業では、アジア・オセアニア・ロシア市場の独占販売権をもつエフェスト社(Efesto LLC)と販売契約を締結し、日本市場では、その総代理店として販売とサービスを提供します。

米国シャーキー社は、1939年に抵抗溶接機のメーカとして設立され、1950年代に電子ビームによる溶接システムを開発、米国NASAのプロジェクトにも参加。2009年には、電子ビームによる積層造形プロセス開発を開始。2010年代には米国国防省の航空機部品製造プロジェクトに参加、2014年からは、電子ビーム積層造形システムを海外の一般市場にも販売を開始しています。電子ビームによる3D金属積層造形システムでは世界の有力のメーカの一つです。

愛知産業は、創業以来80年間、溶接およびその技術を日本の皆様にご紹介してまいりました。これまで、世界で最先端の溶接機技術を持つメーカ、フロニウス社のCMT溶接機によるアーク溶接積層造形技術、さらにトルンプ社のレーザ装置による、レーザ粉体肉盛技術(LMD)など、金属肉盛ならびに積層技術を愛知産業の施工ノウハウとして蓄積してきました。
さらに、2014年より、SLMソリューションズ社のレーザ金属積層造形システム、2013年より、英国 LPWテクノロジー社の高品位専用パウダーの総代理店になり、本年の米国シャーキー社の電子ビームよる積層造形システムを加えることにより、愛知産業ではCMT溶接機によるアーク溶接のよる積層造形技術と、電子ビーム、レーザ両方の金属積層造形技術をご提案する体制が整いました。金属積層造形でお困りの方はぜひ愛知産業にお問い合わせ下さい。
愛知産業のご提案する「アームス(Aichi's Additive Manufacturing Solutions-AAMS)」に今後もご期待ください。

米国シャーキー社の電子ビーム積層造形システム(EBAM)の概要

  • 方式:ムービング・ガン、ワイヤ添加式
  • 造形速度:3.18kg/h 〜 9.07kg/h
  • チャンバーサイズ:最大7620×2743×3353mm
  • 最大造形サイズ:5791×1219×1219mm
  • 適する材料:Titanium, Titanium alloys, Inconel 718,675, Stainless Steel (300series), 2319, 4043 Aluminum, Tantalum, Tungsten, Niobium, 4340 Steel, Zircalloy, 70-30 Copper Nickel, 70-30 Nickel Copper
シャーキー社のEBAMとその造形例

製品紹介ビデオ

事例紹介ビデオ

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