愛知産業株式会社(本社:東京都、資本金:8500万円、社長:井上博貴)は、2014年4月10日にドイツの金属積層造形装置メーカであるSLMソリューションズ社と日本国内における総代理店契約を締結し日本国内販売を開始しました。
SLMソリューションズ社は、1957年に設立された造形装置の開発・製造メーカで、これまでの蓄積した技術で最新の金属造形装置を開発。欧州では技術的な優位性で急成長している会社です。欧州以外でも米国、アジアにも販売を開始しこの度, 愛知産業と総代理店契約を締結したもの。SLMソリューション社は、設立当初より樹脂造形装置の製造販売を開始。金属の積層造形装置についても1970年よりラピッドプロトタイピング用を開発。さらに2007年に、新技術を投入し最新モデルを開発、欧米ではすでに 金属積層造形装置170台の販売の実績があります。
愛知産業株式会社は、海外からの溶接機と溶接技術の輸入販売に70年以上の歴史のある商社で、エンジニアリング会社を傘下に構え、商品の販売だけでなく、加工技術やノウハウをソリューションで提供しています。
今回のドイツのSLMソリューションズ社との提携は、機械の販売、サポートだけでなく、金属造形に必要な溶融凝固プロセスといった溶接関連のサポートや開発までトータルサポートを行いたいという両社の意向が合致したもので、昨年より英国LPWテクノロジー社と日本総代理店契約を結び、金属積層造形用専用パウダーの輸入販売を開始しており、金属造形装置の取引開始により、愛知産業では、金属積層造形のあらゆるソリューションを提供する体制が整いました。
製品の特長
SLMソリューション社の金属積層造形装置は、生産設備として効率と精度でバランスの優れたシステムです。
- 量産に対応する為にレーザを最大4台使った同時施工。
- 往復の必要がないパウダーコーターを搭載、施工時間を20%以上削減。
- 従来機よりも30%以上の不活性ガス使用量削減の実現。
- 中型機でも数キログラムの粉末で試験施工が可能。
- パラメータ設定を自由に変更可能。 ユーザーオリジナル成分の粉末の施工が可能。
愛知産業では、初年度は10億円の販売を見込んでいます。
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フルオート生産用SLM500HL+PSA500
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