ラング社 クランピングシステム

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ラング社クランピングシステムなら、わずか3mmのつかみ代で驚異の把握力を実現!
各種工作機械に使用可能です。

クイックポイント プレート

クイックポイントプレート

クイックポイントプレートはクランプボルトを介してバイスやワークを固定
脱着の繰り返し位置決め精度は0.005mm

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クイックポイント トリトップ

クイックポイント トリトップ

クイックポイントプレート用アクセサリ
ワークの複数クランプで、工具交換の手間を低減

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クイックタワー

クイックタワー

クイックポイントプレート用アクセサリ
ワークの複数個取り、長物のクランプが可能

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クイックポイント アクセサリ

クイックポイント アクセサリ

クイックポイント用のアクセサリ
クイックロックシステム、固定用爪(マツバ)、カバー類、クランクボルトなど

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スタンピングユニット

スタンピングユニット

鉄、アルミニウム、銅、真鍮、ポリマーの材質に対応
標準でHRC35、オプションでHRC45の硬さの材料にスタンプが可能

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マクログリップ

マクログリップ

高精度、高剛性、コンパクトボディ、クランプ幅拡張リバーシブル口金
両側使用可能な凹凸の口金、掴み代高さ3mm

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プレシジョン バイス バリオ

プレシジョン バイス バリオ

様々なクランプが可能なピンタイプの口金
押し込んだピンはここにエアを吹き込むことで1列ずつ復元

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イノグリップ コンパクトチャック

イノグリップ コンパクトチャック

マシニングセンタ向け丸物用バイス
オートメーションハンドリングシステムにも対応

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オートメーションシステム

オートメーションシステム

LANG社の新しいオートメーションシステム
コンパクト設計ながら、大きなストレージ容量を確保、省エネ設計

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ドイツ ラング社の設計思想

ラング社の世界へようこそ

Simple 毎日の作業をシンプルに

バイスやプレートはモジュール化されており、組み合わせて使用することで最適な作業効率を実現します。また他社のツールとの互換性があるため、既存ツールと組み合わせて使用することもできます。安全性や操作性はもちろん、ユーザー様の作業プロセスの最適化を第一に考える、それがラング社の設計思想です。

Future 未来に繋がる技術を

ラング社は、常に未来を見据え開発を続けています。稼働時間や生産性の向上を目指し、オートメーションシステムの開発にも力を注いでいます。数多くのメーカー設備に対応しているため、既存の設備と組み合わせて有効に活用することができます。高品質のものづくりを低コストで実現するため、ラング社は常に一歩先ゆく技術を提供します。

Gripping 使い手の心も掴む

長年の間、ワークをいかに堅固に保持するかが業界全体の開発テーマとなっていました。その中でラング社は、従来の発想にとらわれない自由な視点で、より安全で確実なワーク保持を低圧力で実現するための開発を続け、独自の「Form-Closure技術」※で特許を取得しました。ラング社のクランピング技術は世界中で高い評価を得ています。

Form - Closure技術とは
最小減の締め付けトルクで最大のクランプ力を発揮させる、ラング社独自の技術です。油圧式のスタンピングユニットを使用し、最大20トンのスタンプフォーミングを行うことで、チタンやインコネルといった高張力鋼でも確実に保持します。

クランピングシステムの特長

クランピングシステムの特長
  • 口金の凹凸形状でしっかりとクランプ
  • 掴みしろの高さ僅か3mm
  • ワークの倒れ、ズレ無し、重切削が可能
  • 締め過ぎによるワークの反り無し
  • バイスのセンタリング精度 ±0.02mm
  • プレートとの組合せにより段取り時間短縮
  • 芯出し、基準面加工不要
  • 多軸加工のマシン主軸の接近性がアップ
  • スピンドルヘッドとの干渉域が減少
  • CAMシミュレーション用モデル提供

5軸加工に最適なクランピングシステムとオートメーションシステム

愛知産業株式会社 内山 治

ラング社クランピングシステム

当社は、2004年からドイツ・ハームレ社の5軸マシニングセンタの販売・技術サポート・アフターサービスの事業をはじめ、日本国内における5軸加工の普及に貢献してきた。しかしながら、欧州同様に5軸加工が普及していくには、機械・CAM・工具だけでなく、治具も重要な要素だと早くから感じてきた。

そこで当社は、スイス・グレッセル社、ドイツ・ラング社の製品を取扱い、5軸加工における最適なクランピングシステムとして提案してきた。これらの製品がさらなる効率化に貢献することを期待する。

ここでは、最近5軸加工で多くの実績のあるラング社の製品を紹介する。

●製品の特徴

3軸加工においては、どんなバイスや治具を使用してもあまり気にならなかったスピンドルヘッドとの干渉、加工開始するまでの時間や段取りも、5軸加工においては、非常に大きな考慮すべき作業要素となる。これをおろそかにすると、5軸加工では効率化がまったく進まないことにもなりかねない。
これらを解決するための、ラング社製品の特徴を次に紹介する。それは、

  1. ワークに対してコンパクトなため、スピンドルヘッドとの干渉が少なく、接近性がよい。
  2. 掴みしろ=捨てしろがわずか3mmのため、素材コストが安価にできる。
  3. 加工用途に応じて、各種バイスやユーザー所有の治具を活用できる。
  4. プレートとの組合わせで、セッティングが素早くでき、段取り替えも容易である。
  5. アイデア次第で、3軸加工でも有効活用できる。

などである。
このなかで示した、掴みしろ3mmを可能とした点は次の方法(工夫)である。
バイスで掴む前に、スタンピングユニット(写真1)でワークに写真2のような溝加工を行う(5秒)。この溝のついたワークをバイスで掴むことで、すべらず、飛ばない加工を実現する(図1、写真3)。

写真1 スタンピングユニット/写真2 コントロールマーク(位置決め溝)
写真1 スタンピングユニット       写真2 コントロールマーク(位置決め溝)          

固定用歯状突起とワークの関係
図1 固定用歯状突起とワークの関係

ワークの実装
写真3 ワークの実装

●製品ラインアップと使用事例

1)マクロ・グリップ バイス46、77、125シリーズ
数字は口金幅を表わす。わずか3mmで掴むことができる、ラング社を代表するセンタリングバイスである。
センタリング精度は±0.02mm(写真4、写真5)

・最小サイズは口金幅:46mm、クランプ幅:0〜65mmで重量1.7kg。
・最大サイズは口金幅:125mm、クランプ幅:0〜355mmで重量17.6kg。

46シリーズにはクランプ幅の違いで3種類、77シリーズには4種類、125シリーズには5種類があり、ワークサイズに応じて選ぶことで、機械のストロークが有効に使え、干渉も低減することができる。

写真4 最小サイズのNo.47065/写真5 機械への実装、コンパクトで接近性に優れる
    写真4 最小サイズのNo.47065    写真5 機械への実装、コンパクトで接近性に優れる

2)プレシジョン バイス バリオ77、125シリーズ
ピンを引込めた平面でワークを掴み、ピンでワークを支えることで、ワークに溝をつけられないような仕上加工や、薄物プレート、3軸でワークを斜めに掴むような加工にたいして有効である。センタリング精度は±0.01mm(写真6)。

プレシジョン バイス、ピンとワーク
写真6 プレシジョン バイス、ピンとワーク

3)イノ・グリップ コンパクト
コンパクトで高さが低く、干渉を低減できる丸物ワーク用のバイスである。
ハード口金ではクランプレンジは30〜160mm、ソフト口金では5〜160mmとなる(写真7)。

イノ・グリップ コンパクトと実装例
写真7 イノ・グリップ コンパクトと実装例

4)クイック・ポイント プレート
プレートを機械のテーブルに常時固定しておくことで、バイスや治具のセットアップ時間の短縮ができ、テーブル仕様に適したプレートを選ぶこともできる。厚さは27mmと薄くなっている。同方向での繰返し位置決め精度は5μmである(写真8〜写真12)。

写真8 52mmピッチ用の標準プレート/写真9 96mmピッチ用の標準プレート
写真8 52mmピッチ用の標準プレート           写真9 96mmピッチ用の標準プレート  

写真10 96→52mmピッチ変換用プレート/写真11 複数枚並べたプレート
写真10 96→52mmピッチ変換用プレート        写真11 複数枚並べたプレート  

ボルトを治具やワークに取付けて使用可能
写真12 ボルトを治具やワークに取付けて使用可能

5)ツイン・ベース
3軸機でもバイスを90°ずつ回していくことで5面加工が可能となる(写真13)。

ツイン・ベースと実装例
写真13 ツイン・ベースと実装例

6)クイック・タワー
横型機のイケールとして有効である(写真14)

クイック・タワーと実装例
写真14 クイック・タワーと実装例

7)オートメーションシステム
ラング社では、欧州以外の地域向けに「エコ・コンパクト20」が開発され、国内でも当社が販売を開始している。(写真15〜写真17)

・パレット数:20  ・設置面積:2×2m  ・最大可搬重量:40kg

写真15 上面から見た構成/写真16 機械の横に設置/写真17 機械の正面に設置
写真15 上面から見た構成          写真16 機械の横に設置          写真17 機械の正面に設置  

【ラング(LANG)社】

同社は1982年に設立され、1997年に「Vario Tecシリーズ」を発表し、それ以降「Super Vario」、「Clean Tec」、「Spin Fix」、「Grip Fix」、「Quick Point」、そして「Moto Speed」シリーズを次々に発表し、5軸加工に適したクランピングシステムと評価されてきた。続いて2007年に「Eco Tower」、「automation system」、2009年に「Eco Compact automation system」を発表し、5軸加工の自動化でも欧州を中心に多くの実績を重ねてきた。
また、同社はドイツ国内でのモノづくりにこだわり、販売パートナーは1社/国とし、信頼できる相手(販売会社)づくりを大切にしている。

「ツールエンジニア」Vol.56 no.3 (2015年2月号)掲載

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